◾️大切だと考えていること◾️

表面的な見せかけの技術ではなく、その本質や基本の重要性に気づける選手に育って欲しい

U-12は初めてバスケに触れてスタートしていく年代。仲間と協力してパスを繋いでいく楽しさやシュートを決める喜び。素直に体を動かすこと自体を全力で体験して、のびのびと楽しんで欲しいです。

U-15という年代は、高校、大学、プロ…次のカテゴリーに繋がる年代。身体的、精神的、技術的にも『土台を作る』大切な時期だと考えています。単なる習い事ではなく、ステップアップして、真摯にバスケットボールという競技に向き合って欲しいです。

【シンプルなバスケ】
そのために自分の内面と向き合い、ケガをしない身体作りを真剣に考え、次のカテゴリーに上がった時に必要な知識と体力、派手なアピールではなくシンプルなバスケの基礎技術をしっかりと身につけて欲しいです。

【シンプルなバスケットとは?】
シュート、パス、ドリブル、ラン、ディフェンス、リバウンド、ルーズボール、ピボット、ストップ、気持ち、メンタル、勝ち気、真似力

【シュート】
◾️レイアップ、ゴール下、ミドル、3P
レイアップもたくさんの種類があって、たくさん身につけて、使いこなせないといけませんが…
ノーマークでレイアップやシュートを打てるチームがたくさん点を取れて強いと考えています。

【パス】
◾️強いパスが基本
ただし、ただ強いだけではなく味方が取りやすいパス。
相手チームに取られずに味方に通るパスにするためには、どこに、どんな軌道で飛ばせばいいか。
ただ投げるだけではなく、パスの意味や内容を考え、使い分けができる選手に育って欲しいです。

【ドリブル】
◾️強いドリブルは必要
かわす、ズラす、少なく前に。
相手チームに止められないドリブル。
初速、強弱。無駄なく、真っ直ぐ力強いドライブが
できる選手は強いと考えています。

【ラン】
◾️初速が速くなれば相手が速くても抜ける
バスケットは常に走りづづけるスポーツです。
足が速い選手が有利ですが、
最後の笛が鳴るまで走り続ければ必ずチャンスが来るので、足を止めてはいけません。

【ディフェンス】
◾️ディフェンスが強いチームが強い
1on1、ディナイ、ヘルプ、プレスなどやることはたくさんありますが、
1番は『1on1で全員が守れる』こと。
常にタフショットにすることが理想です。
ディフェンスを頑張れる選手は信頼できる。
ゲームの流れを作り、チームの士気を上げるのは
常にディフェンスから生まれます。

【リバウンド】
オフェンスリバウンドをとられると
2回3回守り直さないといけません。
逆にオフェンスリバウンドを取れるようになると
取った分、攻撃のチャンスが増えます。

【ルーズボール】
◾️ボールへの執着
どちらのボールでもない状況。
これを取ることができれば相手の攻撃チャンスが減る
簡単に諦めずに自分のものにする気持ちが大切です。
※※ケガはしないように※※

【ストップ】
◾️ドライブから自在に止まれるように
シュートだけの選択肢から、パスを出したり
ステップからシュートを打ったり、
プレーの選択肢を広げることができます。

【ピボット】
◾️ドリブルをつかずにズレを作れる
ドリブルで止まった時にキープすることができる。
たった2歩しか歩けないバスケで、自由に動き回れる可能性を広げる技術は大切です。

【メンタル】
◾️波の少ない選手は頼りになる
シュートの調子が悪い時に落ち込まず、他で貢献しようと切り替えられる選手は強い。
状況によって役割を見つけれて変幻自在に
プレーできる選手はとても頼もしく、
少しでも長くコート内にいて欲しいと思います。

【勝ち気】
・練習中ランメニューで1番になろうとする
・シュート練で1番決めにいく
・ドリブルで1番回数多くする
などの日々の練習はもちろん、
・相手チームに勝つ
・マークマンを倒す
・止める
など、常に勝負事で本気で勝ちに行く選手は
成長し続けられると考えています。
ただし常に冷静に。
「相手がいるから試合ができる」
「審判がいるから試合ができる」
常に周囲に感謝と謙虚な気持ちを持って
プレーしなければなりません。

【真似力】
◾️お手本の動き方を『完璧に』真似する力
それっぽく、雰囲気、このポイントだけ…
ではなくて、膝の曲げ方、指先の向く方向…
隅々まで研究して、まずは形を完璧にマスターし
自分の物に出来る能力。
試行錯誤することや、自分で発見すること
も大切ですが、まずは真似ぶ=学ぶことで、
速いスピードで技術を身につけることができる。
そこから自分の身体や個性に合った動きに
昇華させることが大切だと考えています。

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クラブチームとは

学校教育である部活とは違い、クラブチームでプレーするということは社会教育だと考えています。各ご家庭のルールではなくチームのルールがあり、その中で仲間と協力していかなければなりません。
また、試験休みもありません。バスケを頑張るための環境なので、バスケに打ち込むためには、日々の授業を大切に、計画的に学習を進める必要もあります。
当クラブの方針として、あらゆる場面において、自分の限界を自分で決めるのではなく、自分の可能性を信じて、あと一歩努力する強さを身につけて欲しいです。
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身体作りの重要性

【身体のメンテナンス】
子どもから大人へ、最も大きく身体が変化していく時期に当たります。負担も大きくなります。ここで故障してしまっては大好きなバスケができない期間ができてしまいます。ケガをした後で大切さに気づきます。それでは遅い。身体作りやメンテナンスの重要性や方法を伝えていきたいです。

【食トレ】
第二次成長期にあたり、大人以上の栄養を必要とします。そこに強度の高いスポーツを行うので、想像以上に食事を取らなければなりません。
『選手自身も』そのことを理解して、身体作りの必須要素として、意識して食事を取っていく必要があります。
親御さんにとっても、いつも「お腹すいた…」と言われて大変な時期になると思いますが、何卒ご協力をよろしくお願いします。